こんにちは、新潟雇用労働相談センター相談員の高野です。
一般的には、正社員、その中でも総合職の方は、その企業において基幹的業務を任され将来は管理職への昇進の道が開かれる一方、担当する業務内容の範囲に制限がなく、責任も重い、さらに転居を伴う転勤もあるという働き方ですが、今の時代、誰もがそのような正社員として働きたいと思うわけではありません。
個人の事情・考えは様々ですから、「そんなに大変な仕事はしたくない、その代わりにお給料もそこそこでいい」と考える方もいますし、「専門職として専門分野を極めたい」とか、「家事や子育て・介護と両立できる範囲で働きたい」とか、「転勤は困る」という方もいます。
そのような多様な働き方の希望を持つ方の企業側の受け皿として、契約社員やパートタイム社員しかないような場合、これからは、そのような方が個人の希望に応じてもっと活躍できるように制度を整備することを検討してみてもいいかもしれません。正社員と契約社員やパートタイム社員とは別に、ジョブ型正社員(職務、勤務地、労働時間のいずれかが限定される正社員)という雇用区分を設けることにより、個人のライフスタイルに合わせた多様な働き方やキャリア形成を可能にするのです。それにより、人材の確保や定着、モチベーションの向上等が期待でき、ひいては企業の業績向上へとつなげることができるかも知れません。
でも、もうすぐ同一労働同一賃金も始まりますし、ジョブ型正社員制度を導入するにも、労働条件や処遇等の設定は悩ましいところですね。ご相談はNIKOROまで。
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