こんにちは、新潟雇用労働相談センター相談員の小松です。
新たに従業員を雇用する際、労働条件はどのように決めるべきでしょうか。
基本的には従業員と雇用主とで話し合って決めることができますが、必ず遵守しなければならないルールがいくつかあります。
まずは労働基準法のルールです。労働基準法は、労働時間や休憩時間、休日の設定など、従業員を雇用する上で最低限遵守しなければならないルールを国が定めたものです。労働基準法違反は罰金などの刑事罰を課されることもあります。なお、労働契約法等、ほかにも遵守すべき法令があります。
また、法律ではないですが、雇用主が自社で策定する就業規則や労働組合との間で合意した労働協約によって定めたルールも守る必要があります。雇用主が自ら決定・合意したルールですので、一方的に破ることはできません。もし就業規則や労働協約のルールを変更したい場合は、適切な変更手続によって変更する必要があります。
以上のような基本的なルールは必ず遵守した上で、従業員との話し合いにより労働条件を決めましょう。決めた労働条件については労働条件通知書に記載して、同通知書を必ず発行するようにしましょう。
賃金等のより具体的な労働条件の決め方については、NIKOROにてご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
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