こんにちは、新潟雇用労働相談センター相談員の相馬です。
会社が給与を払ってくれない、そのうちに会社が倒産・・・ こういった事態に遭遇したら労働者は泣き寝入りするしかないのでしょうか。実はこういうときのための「未払賃金の立替払」という制度があることをご存じでしょうか。未払賃金の立替払制度は、労働者とその家族の生活の安定を図る国のセーフティネットとして、企業倒産に伴い賃金が支払われないまま退職した労働者に対し、その賃金の一部を政府が事業主に代わって立替払いするという制度です。立替払いを受けるには、倒産について裁判所への申し立て等又は労働基準監督署への認定申請が行われた日の6か月前の日から2年間の間に退職した労働者であること等諸条件があります。立替払をする額は、未払賃金の8割です。ただし、退職時の年齢に応じて88万円~296万円の範囲で上限が設けられています。
令和3年度における立替払支給者数は、9,560人、立替払額は約36億円でした。
会社倒産で給与が支払われない場合、まずは労働基準監督署へ相談してみましょう。
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