こんにちは、新潟雇用労働相談センター相談員の塩田です。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークを始めた企業も多いと思います。以前は、職場内でコミュニケーションを取りながら仕事を進めていた状況が、テレワークで大きく変わり、今までに見られなかったストレスが発生することになりました。

上司は、状況が見えないために「しっかり仕事をしているのか？」と気になり、部下も1人の作業が多いことで孤立感を感じ、お互いのストレスが増えてしまいます。

また、家庭では職場に比べると、作業をする環境が整っていないことが多いので、作業効率が下がったりし長時間労働になってしまったりすることもあります。

このような状況で、円滑にテレワークを進めるためには、企業が従業員に対する安全配慮義務の意識を高め、従業員同士で良好なコミュニケーションを取ることができるように企業内で対応可能な改善方法を定期的に検討することが重要です。

厚生労働省では、「テレワークを行う労働者の安全衛生を確保するためのチェックリスト（事業者用）」を作成していますので、参考にしていただくこともよいでしょう。

テレワークの法的な考え方や、従業員のメンタルヘルス対策のご相談がありましたら、新潟雇用労働センターまで、お気軽にご連絡ください。

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