こんにちは。社会保険労務士の永田です。
企業において長時間労働のリスクを考える場合、①労働災害等、労働者の健康管理上のリスク。②労働者のモチベーション低下のリスク、③労務費(賃金等)コストの増加等が考えられます。
そもそも長時間労働等により、労働者が健康を害することはあってはならず、労働基準法等の違反について刑事責任を問われる場合もあり、社会的な信用失墜に繋がります。
また、①については長時間労働が原因となり、脳・心臓疾患や精神障害を発症した場合、業務上災害として労災保険の対象となるほか、企業が安全配慮義務違反等を問われる民事損害賠償の請求に発展する可能性があります。
②については、長時間労働が労働者の職務に対する満足度の低下や、心身の健康リスクを上昇させ、結果として労働者のモチベーションの低下を招くおそれがあります。
③については長時間労働の結果、支払う残業代等が増加するのは勿論のこと、生産性低下によるコスト増が発生することも懸念されます。
これらのことから長時間労働は企業、労働者のいずれにとっても大きなリスクであると言えるのではないでしょうか。
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